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警察に相談する。このような経験をしたことがある人はどれくらいいるでしょうか。
誰もが自分には一生かかわりのないことと思っています。実際にかかわりのない人は一生ないでしょう。しかし、そのように自分には関係ないと思っていることがおこるからこそ、いざ事態に直面したときにパニックになってしまうのでしょう。
本書では「元刑事」という異色の経歴を持つコンサルタントの著者がどのように警察を利用すればいいか、警察に関する基礎知識、トラブルを未然に防ぐためにしておくべきこと、警察に最大限に味方してもらうための7つのポイントなどを解説しています。
正直、本書の内容は今までまったく知らないものでした。いざとなれば110番通報するということくらいは知っていても、ではその「いざという時」が来るのを未然に防ぐためには何をすればいいのかを知っている人は非常に少ないのではないでしょうか?
いざとなったときの対策を考えないで放置しているようでは、あなた個人にとっても会社にとっても、危機管理体制が甘いのではないでしょうか。情報漏洩事件に見られるように、たった1回そのような甘さに付け入られるだけで、会社に与える損害は計り知れないのですから。小さい会社なら倒産に追い込まれても不思議ではありません。万が一にも会社に重大な損害を与える可能性があるなら、それに普段から対処しておくべきなのではないでしょうか。
まっとうな社会人の我々は自分で強制力・暴力を使うことが出来ません。では、自分や会社をやばい人から守るためにはどうすればいいのか。それは唯一社会的に強制力を使うことが認められている警察や公権力の力を利用することなのです。相談までしなくても、その威光を借りるだけでも未然にトラブルを防ぐことができます。
本書で触れられているたった1枚の紙で絶大な効力を発揮する方法などはまさに今すぐ実行できる内容です。他にもたった一言で怖い電話に対処する方法など、超実践的な具体例満載です。
警察という巨大な力を利用する権利がありながら、その利用法を知らないがために、やばい人に己一人の力で立ち向かいつぶれていくのは馬鹿らしいことです。
トラブルが万が一おきたときのため。そして、トラブルを未然に防ぐため。そのような危機管理を徹底させるためにぜひ読んでおきたい1冊です。
◎ポイント:普段からいざという時に備えておく |